手作りのチベット香
 

ある晴れた冬の日。ネパールのカトマンズにある、ガンチェンヒマラヤインセンスの工場を訪れると、

珍しい光景を目にすることができました。

数十種類のヒマラヤの薬草や植物をブレンドして作られる、チベット香。

その、原材料を集めて、干したり砕いたり、下ごしらえをしている。

チベット香を 作り始める、一番初めの作業風景でした。





ヒマラヤの地域からたくさんの種類の素材を集め、ブレンドしてお香が作られている。 

素材は自然からの恵みなので、1年中手に入るものではないし

天候や気温などの関係で、作るのに適した時期があるようです。


「今は無いよ。」

買いたくても買えないこともよくあること。


ここ（ガンチェンヒマラヤインセンス）はいつも安定して作ってくれていますが

一番初めの材料そのもの、

まさに香木やハーブ、スパイスなどの、野性味溢れる姿を見ることができたのは初めてのことでした。


まるで、カレーのスパイスみたい。

一つ一つの素材の香りを確かめてみる。

知っているスパイスもあります。 

材料の選別中？

         
           
           
         
         
           
           
         
       

屋根の上で天日干し。

これは完成も近い、お香の姿。

太陽のパワーもたくさん詰まっているように感じます。


自然の素材と人の手、そして太陽のパワーを借りて、チベット香が完成します。




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